本日はお忙しい中、アイレッグクリニック開院レセプションパーティに、このように多くの方々のご出席を賜り、誠にありがとうございます。
今から5年前、私達夫婦の仲人のご家族の方から、韓国にあるアイレッグ医院をご紹介頂いたことが、私のアイレッグ矯正治療への係わりの発端となりました。
韓国・アイレッグ医院のソンドンホ(Song, Dong-ho)先生は、韓国において小児科診療に従事さ れている間に、子供た ちの脚の問題に注目され、研究に研究を重ね 、更に臨床を積み上げられ 、後に、高麗大学 アナン病院小児下肢矯正ク リニック教授を歴任されま した。
そしてその後、研究と臨床を基礎としたアイレッグ医院を開院され、現在も矯正治療を積み上げて来られています。
ご紹介を頂き、初めて韓国アイレッグ医院を訪れた時、非常に多くの患者さんが来院している光景や、高い治療効果を目の当たりにし、本当に驚きを隠せませんでした。
しかし、日本で生まれた私にとって、「内股歩き」というものは、これまでも普通に見られる光景で、本当にこれは病気なのか、単に美容目的の治療なのではないかと半信半疑で帰国しました。帰国後、改めて自分の目で見てみると、日本には実に多くの方が内股で歩いているのです。
私も医師の端くれとして真剣に調べてみると、「内股歩き」は、小児整形外科の教科書においても「疾病」として記載してあり、しかも、現段階では、「外科的手術」しか根治治療しか方法がないことを知りました。しかも、放置しておくと、将来的に、腰痛、頭痛、肩こりなどの悩みを抱えることになったり、変形性関節症になる可能性もあると知ったのです。さらに、姿勢も悪くなる兆候が多くみられ、将来、内臓的な問題も発生する確率が高いことも事実だと判りました。
しかし、日本においては、「小児整形外科」を標榜する先生が極端に少ないというか、ほとんどいないこと。また、小児科医も、整形外科分野に関しては知識が希薄であることから、多くの子供達、また成人においても、「脚」「下肢」の問題が見逃されているのが現状であること。そして、内股などの問題を抱えた子供たちはそのまま成人してしまうケースが多いことが判りました。
アイレッグ式矯正治療をご紹介を頂いた時にも、ソン先生によると、韓国よりも、むしろ日本の方が、内股歩きが多いという指摘もありました。つまり、日本においては、このアイレッグ医院の治療は、外科的手術をせずに根本的治療を可能にし、また、医学的にも既にソン先生の当時10年以上の臨床と研究によって、既に体系的になっており、子供の将来の健康を守る画期的治療であると確信するに至りました。
私は、在日韓国人3世として日本に生まれました。そして、小児科専門医となった私にとって、もしかするとこのアイレッグ式矯正治療の日本における仕事は、在日韓国人で日本の医師になった私にとって、使命なのかもしれないと感じました。
整形外科の範囲ではありますが、たとえば科の内科の先生が内視鏡で切除する例もあります。つまり、小児科内科医にも、可能な範囲があるのです。
早速、ソン先生の韓国語の論文を翻訳し、私の恩師である入戸野(にっとの)先生にご説明し、ご相談しましたところ、この治療のニーズをすぐに理解してくださり、入戸野先生の経営する「にっとのクリニック」で、小児科医として勤務しながら、週に1日程度を、専門外来として特別に許可を頂き、これまで4年間、日本の患者にアイレッグ矯正治療を行う事を許されたのでした。
最初は、試行錯誤の繰り返しでした。手探りで、知り合い等を通じて、内股などの問題を抱える子供達、そして保護者を紹介して頂き、10名の無料モニターを集めました。約3年前、これらの10名の患者さんにアイレッグ式矯正治療を日本で初めて実施しました。
すると、本当に日本の子供にも治療効果があることが、身をもってはっきりと判りました。その後、「にっとのクリニック」の場を借りて、本格的にアイレッグ下肢矯正をスタートするに至りました。
この4年間、韓国のソン先生はもちろん、入戸野先生ならびに、にっとのクリニックのスタッフの皆さん、そしえt多くの方々のおかげで、日本においても多くの受診者を検査し、そしてアイレッグ式矯正治療を行った患者さんも相当数となりました。
今、ここにアイレッグクリニックが開院出来たのは、「にっとのクリニック」の皆さんのおかげといっても過言ではありません。日本では全く認知されておらず、告知・広告もままならない医療業界と治療認識の無さの状況の中でも、このような実績を上げることができました。
その間、私としては、近い将来、いつかアイレッグ式矯正治療の専門クリニックを開院し、日本全国の患者さんに、この治療を届けたい、更なる医療サービスを提供したいという思いが徐々に湧き上がってきました。
今から約1年程前、アイレッグの専門医院(クリニック)を開設する可能性が本格的に始まりました。多くの方々のご協力を頂き、私の拙い思いや、ニーズをご理解してくださり、そしてご協力を頂きながら、御茶ノ水という医療の聖地に、日本で初めて(下肢矯正専門のクリニック)アイレッグクリニックを開院する運びとなりました。
家族や、両親や兄弟は、陰ながら様々な助言をしてもらったり、支えてもらえました。そして、韓国のソン先生には、引き続き本当に暖かく私を見守ってくださいました。
今日、この日を迎えられたのも一重に皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
これからも、日本の患者さんたちの健康の為に尽力していきたい所存です。
まだまだ未熟ものではありますが、今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
金成彌(きむそんみ)
上記は、昨年12月、開院直前のアイレッグクリニックで行われたレセプションパーティーでの金院長の冒頭の挨拶を整理して記載いたしました。引き続き、アイレッグ式治療をよろしくお願い致します。
アイレッグクリニック 事務局
本日はお忙しい中、アイレッグクリニック開院レセプションパーティに、このように多くの方々のご出席を賜り、誠にありがとうございます。
今から5年前、私達夫婦の仲人のご家族の方から、韓国にあるアイレッグ医院をご紹介頂いたことが、私のアイレッグ矯正治療への係わりの発端となりました。
韓国・アイレッグ医院のソンドンホ(Song, Dong-ho)先生は、韓国において小児科診療に従事さ れている間に、子供た ちの脚の問題に注目され、研究に研究を重ね 、更に臨床を積み上げられ 、後に、高麗大学 アナン病院小児下肢矯正ク リニック教授を歴任されま した。
そしてその後、研究と臨床を基礎としたアイレッグ医院を開院され、現在も矯正治療を積み上げて来られています。
ご紹介を頂き、初めて韓国アイレッグ医院を訪れた時、非常に多くの患者さんが来院している光景や、高い治療効果を目の当たりにし、本当に驚きを隠せませんでした。
しかし、日本で生まれた私にとって、「内股歩き」というものは、これまでも普通に見られる光景で、本当にこれは病気なのか、単に美容目的の治療なのではないかと半信半疑で帰国しました。帰国後、改めて自分の目で見てみると、日本には実に多くの方が内股で歩いているのです。
私も医師の端くれとして真剣に調べてみると、「内股歩き」は、小児整形外科の教科書においても「疾病」として記載してあり、しかも、現段階では、「外科的手術」しか根治治療しか方法がないことを知りました。しかも、放置しておくと、将来的に、腰痛、頭痛、肩こりなどの悩みを抱えることになったり、変形性関節症になる可能性もあると知ったのです。さらに、姿勢も悪くなる兆候が多くみられ、将来、内臓的な問題も発生する確率が高いことも事実だと判りました。
しかし、日本においては、「小児整形外科」を標榜する先生が極端に少ないというか、ほとんどいないこと。また、小児科医も、整形外科分野に関しては知識が希薄であることから、多くの子供達、また成人においても、「脚」「下肢」の問題が見逃されているのが現状であること。そして、内股などの問題を抱えた子供たちはそのまま成人してしまうケースが多いことが判りました。
アイレッグ式矯正治療をご紹介を頂いた時にも、ソン先生によると、韓国よりも、むしろ日本の方が、内股歩きが多いという指摘もありました。つまり、日本においては、このアイレッグ医院の治療は、外科的手術をせずに根本的治療を可能にし、また、医学的にも既にソン先生の当時10年以上の臨床と研究によって、既に体系的になっており、子供の将来の健康を守る画期的治療であると確信するに至りました。
私は、在日韓国人3世として日本に生まれました。そして、小児科専門医となった私にとって、もしかするとこのアイレッグ式矯正治療の日本における仕事は、在日韓国人で日本の医師になった私にとって、使命なのかもしれないと感じました。
整形外科の範囲ではありますが、たとえば科の内科の先生が内視鏡で切除する例もあります。つまり、小児科内科医にも、可能な範囲があるのです。
早速、ソン先生の韓国語の論文を翻訳し、私の恩師である入戸野(にっとの)先生にご説明し、ご相談しましたところ、この治療のニーズをすぐに理解してくださり、入戸野先生の経営する「にっとのクリニック」で、小児科医として勤務しながら、週に1日程度を、専門外来として特別に許可を頂き、これまで4年間、日本の患者にアイレッグ矯正治療を行う事を許されたのでした。
最初は、試行錯誤の繰り返しでした。手探りで、知り合い等を通じて、内股などの問題を抱える子供達、そして保護者を紹介して頂き、10名の無料モニターを集めました。約3年前、これらの10名の患者さんにアイレッグ式矯正治療を日本で初めて実施しました。
すると、本当に日本の子供にも治療効果があることが、身をもってはっきりと判りました。その後、「にっとのクリニック」の場を借りて、本格的にアイレッグ下肢矯正をスタートするに至りました。
この4年間、韓国のソン先生はもちろん、入戸野先生ならびに、にっとのクリニックのスタッフの皆さん、そしえt多くの方々のおかげで、日本においても多くの受診者を検査し、そしてアイレッグ式矯正治療を行った患者さんも相当数となりました。
今、ここにアイレッグクリニックが開院出来たのは、「にっとのクリニック」の皆さんのおかげといっても過言ではありません。
日本では全く認知されておらず、告知・広告もままならない医療業界と治療認識の無さの状況の中でも、このような実績を上げることができました。
その間、私としては、近い将来、いつかアイレッグ式矯正治療の専門クリニックを開院し、日本全国の患者さんに、この治療を届けたい、更なる医療サービスを提供したいという思いが徐々に湧き上がってきました。
今から約1年程前、アイレッグの専門医院(クリニック)を開設する可能性が本格的に始まりました。多くの方々のご協力を頂き、私の拙い思いや、ニーズをご理解してくださり、そしてご協力を頂きながら、御茶ノ水という医療の聖地に、日本で初めて(下肢矯正専門のクリニック)アイレッグクリニックを開院する運びとなりました。
家族や、両親や兄弟は、陰ながら様々な助言をしてもらったり、支えてもらえました。そして、韓国のソン先生には、引き続き本当に暖かく私を見守ってくださいました。
今日、この日を迎えられたのも一重に皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
これからも、日本の患者さんたちの健康の為に尽力していきたい所存です。
まだまだ未熟ものではありますが、今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
金成彌(きむそんみ)
上記は、昨年12月、開院直前のアイレッグクリニックで行われたレセプションパーティーでの金院長の冒頭の挨拶を整理して記載いたしました。引き続き、アイレッグ式治療をよろしくお願い致します。
アイレッグクリニック 事務局