身体のバランスを保つためには正常な関節の可動範囲を確保することが重要です。この検査は、股関節が動く程度を数値化して測定する検査です。
脛骨内捻転がある場合、脛骨が内側に回転していますが、
この回転した角度を測定する検査です。
検査器具を利用し、両くるぶしの間の距離や両膝間の距離を測定します。患者の年齢と寸法などを考慮して矯正治療をするかどうかを決定することになります。
下肢の写真撮影とX線撮影を通じて膝関節の位置を確認し、
矯正治療をするかどうかを決定します。
【起立時踵骨位置検査】
踵の骨を二等分にした線は地面と垂直でなければなりませんが、扁平足の子供たちの足は内側に傾いているため踵骨が垂直にはなりません。この角度を測定し、扁平足の程度を測定します。
【足圧測定検査】
足の形態および足の機能に伴う足裏の圧力点を肉眼にて検査します。この検査を通じ、脚に体重をのせずに見た目では判断できなかった地緩性扁平足の可否を調べられ、ハイアーチの程度も確認することができます。
【X線検査】
X線検査によってアーチの程度を測定します。
【足背屈曲強度検査】
足首の関節が曲がる程度を測定する検査です。正常な足首の関節は、10度程度脚側に曲がりますが、尖足の場合、足を押しても脚側に曲がりません。
【スクワット検査】
アキレス腱の柔軟性の程度を測定する検査です。
尖足の場合、かかとを床につけた状態でしゃがんだ時、
かかとをつけたまま座っていることができません。
【X線と内眼検査】
足の後ろの中央線をつなぐ線が二番目と三番目の足指の間を通ることが正常です。
中央線が二番目と三番目の足指の間より外側を通すと中足骨内転と診断します。
X線撮影で外反母趾を診断します。